海水水槽をはじめよう! ~セッティング編~

器具をそろえたら、いよいよ立ち上げです^^

でも水槽一本を立ち上げるには、それなりの時間と労力がかかりますので

スケジュールを決めて、一日かけて確実に立ち上げましょう^^


まずは珊瑚砂を良く洗って砂の灰汁を取り除きます
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10リットルのバケツに袋の中の珊瑚砂を半分ほど入れて水道の水で洗います

4~5回も洗えば砂の汚れは大体落ちると思います
※水切りもできるかぎりしときましょう


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空の水槽に洗い終わった珊瑚砂を敷いていきます

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10キロの砂を全て敷くと、5~6センチ程の厚さになると思います


底砂を敷き終えたら、いよいよ人工海水の素を溶かします



が・・・ここで普通に海水魚を飼育するのでしたらカルキ抜きした水道水を使っても良いのですが
水質に敏感と言われている無脊椎・珊瑚を飼育する水槽を立ち上げるので
大手ショッピングセンター(ジャ〇コ)に設置されている浄水機器のRO水を使用しました。
RO水が手に入らない場合は、せめて水道水を家庭用の浄水器に通して中和しましょう


アクアリウム用のRO浄水器も販売されていますが・・・お値段はかなり高いです(汗


RO水:逆浸透膜方式(Reverse Osmosis)
    水道水に含まれるサビなどの不純物、鉛、細菌等をフィルターによって除去しつつ
    カーボンフィルタで水道水に必ず含まれている残留塩素等を吸着除去します
    さらに逆浸透膜フィルタ(CAT膜)エ膜孔が0.0001ミクロンのメンブレンにより
    水分子だけを濾しとり、最終的に不純物を96~98%除去した水


ショッピングセンターでRO水を買うためには、浄水器専用の3ガロン・ボトル(11リットル)を購入しなければなりません

3ガロンボトル一個約1000円・・・ここでまた出費が(汗)

まぁ、ボトルさえ購入すれば3ガロン(11リットル)が200円で購入できますので^^;

というわけで、押入れに眠っていた渇水対策のポリタンクが大活躍しました(笑)
車にポリタンクを載せ、RO水を購入してはポリタンクに移しかえてを繰り返しまして
3ガロンボトル4個分のRO水(約44リットル)を確保しました

しかしこれを部屋に搬入するのもひと仕事です
我が家はエレベーター無しの団地でしかも4階なので大変でした(爆)


無事に水が準備できましたので人工海水を作ります


ここで前回紹介した「あったら便利な道具」が活躍します
【衣装ケース】と【電動式灯油汲み取りポンプ】です

この衣装ケースに水25リットル分の人工海水の素を計って入れ、次に水を少な目に入れます
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人工海水の素を溶かすのですが、手で水を撹拌させてもなかなか溶けませんので
電動ポンプ(もしくは水中フィルター)を利用して水を撹拌させて溶かすと超楽チンです♪

10分ほどすると人工海水の素も溶け切っているはずですので
水槽に移す前に比重計にて比重を計ります

※比重計の針に気泡が付着していると、浮力で針が押し上げられてしまいますので注意しましょう

ここでワンポイント
この一回目の海水の比重は基準値オーバーでかまいません
むしろオーバーさせるように海水を作ります
理由は底砂を水道水で洗って敷いているので水槽の中には真水を含んだ砂が入っています
薄くなった比重を濃くする調整は非常に難しいですが、
最初から濃い比重を薄くするには真水を足せば良い訳ですからね


それでは水槽に海水を移しましょう
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電動ポンプを使えば作業も楽チンです♪
注水の際か砂が舞い上がらないように、ビニールか小さなお皿の上を置いて
その上から海水を注ぎましょう

注水が完了したらしばらく水が落ち着くのを待って(10~15分)比重を計ります
※この時点でも基準値オーバーでも全然OKです

そして二回目(20リットル)の海水作りです
※このときに人工海水の素を少し残すようにします(失敗したときの保険)

この二回目はしっかり基準値通りの海水を作ります
海水ができたら水槽に注水します

注水完了後、水槽にヒーターと水中フィルターを設置して稼動させます
ヒーターの温度は25~26度に設定します
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水中フィルターは立て向きに設置すると水槽の景観が損なわれるので
水槽上部の水面付近に横向きで設置しました
※写真の水中フィルターの排出口にはfloを取り付けています

2時間ほどすると水温も20度程になって、水槽の海水もフィルターの水流で
しっかり撹拌されていますので、ここで水槽内の比重を計ります
この時点で基準値オーバーしていましたら、真水を少しずつ足していって比重を合わせます
※真水を足してもしっかり撹拌されてから比重計で計りましょう

もし基準値以下の比重でしたら、残しておいた人工海水の素(5リットル分)を少な目の水で
溶かして
水槽に少しずつ足しながら根気よく比重をあわせましょう
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良し!! バッチリだね♪

針の位置は【1.022】を指しています
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追記:少々比重計の針が見にくいようですので画像加工しました


水槽内の海水の比重が基準値に収まりましたら、まずはセッティング完了です
水槽のヒーターとフィルターは稼動させたままにしましょう
フィルターの純正濾材(カーボンパック)は使いませんので外しておきます
水中フィルターの役目は水槽内の水流確保がメインです

部屋の埃が気になるのでしたら水槽に蓋をしてもOKですが完全に閉め切ってしまうと
海水が腐るかもしれませんので注意しましょう





でもこれではまだ海の生き物たちは飼育できないのですよ・・・



次回は 「飼育のための水槽の環境作り」 です^^










しっかしこの海水水槽blog・・・




かなりの長期連載になりそーな気がしてきました(苦笑)
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by darumayer | 2010-02-11 01:31 | アクアリウム 海水水槽

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